FXスキャル・タートルEA・アカデミア【検証レビュー】
こんにちは。『暴露板』管理人の石橋です。
クロスリテイリング株式会社より新しく販売された
FXスキャル・タートルEA・アカデミアを検証していきたいと思います。
FXスキャル・タートルEA・アカデミアの講師は
FXスキャル・パーフェクトシグナルで講師を務めた奥谷隆一氏。
前作、FXスキャル・パーフェクトシグナルの評判は
賛否ありますが、当ブログの掲示板サイトでは
購入者からの口コミなども数多く寄せられていますので
参考までにチェックされてみてください。
そんな奥谷隆一氏の新作である
FXスキャル・タートルEA・アカデミアは
タイトルにEAと記載されているため
自動売買ツールのように見えますが、
実際は半裁量・半自動のトレードツールです。
今回は比較的高額なツールとなっていますが、
クロスリテイリング株式会社のネームバリューもあってか
早くもネットで話題となっていますので
本日は奥谷隆一氏の新作ツールの
優位性を検証していきたいと思います。
それでは、さっそく検証レビューを進めていきます。
まずは概要をご確認ください。
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概要
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FXスキャル・タートルEA・アカデミア
FXスキャル・タートルEA・アカデミアは
15分足・30分足を使ったトレンドフォローの
スキャルピングブレイクアウト手法。
販売の触れ込みとしては
タートルズ式ブレイクアウトEAと謳われていますが
タートルズは中長期のスイングブレイクアウト。
レンジブレイクからのトレンドフォローという点は同じですが
執行時間足が異なるため、タートルズの手法を
再現しているとは言い難いのではないかと思いますが、
この辺は奥谷隆一氏独自のアレンジということのようです。
最も有名なタートルズの手法として「20日間ブレイクアウト」がありますが
この手法は直近20日間の高値を抜けてきたら
買いエントリーで入り、10日間の安値ブレイクで決済。
この考え方を、15分足・30分足のスキャルピングへ
落とし込んだのが今回の手法というわけです。
FXスキャル・タートルEA・アカデミアの戦略は非常にシンプルで、
レンジブレイクで買い・売りエントリーし
トレンドの頭から終わりまでごっそりと利益を狙う手法です。
そして、レンジからのブレイク判断は
奥谷隆一氏のオリジナルツールである
「レンジスキャン」というツールを補助に使います。
こちらがそのレンジスキャンですが、
このツールの特徴はレンジの始まりと終わりに
チャート上へラインを表示するというもの。
アップトレンドであれば上のライン（直近高値）、
ダウントレンドであれば下のライン（直近安値）を目安に
エントリーポイントを自分で判断していきます。
ここが、この手法の裁量判断の部分となるわけですが
レンジスキャンツールが表示してくれるラインを目安に
ラインの向こう側へエントリーラインを自分で引きます。
そして、裁量判断で引いたラインを
ローソク足が割り込んできたタイミングで
EAが自動エントリー自動決済してくれるというわけです。
つまり、FXスキャル・タートルEA・アカデミアで
EAが自動で行ってくれるのはエントリー～決済まで。
エントリーポイントの判断はトレーダー自身が
行う必要があるというわけです。
そして、決済は3つの「分割決済」となっており
ブレイクアウトの初動でまず最初の決済、
その後、初動トレンド転換ポイントで次の決済、
最終的なトレンドの転換ポイントで最終決済となります。
分割決済を取り入れることで、
トレンドが進んでいくにつれて利益を確定していき
損切りラインも引き上げていくことができるため
上手くトレンドに乗れればリスクを押さえつつ
トレンドの終わりまでしっかりと取れるというわけですね。
レンジスキャンツールによるエントリー判断補助、
裁量でエントリーポイントを指定した後は
EAでの自動運用となっていますので
特別難しい作業はないかと思いますが、
これらのツールの優位性は現時点では不明です。
これまでも何度か指摘していることですが、
クロスリテイリング株式会社の商材は
フォワード実績の開示を行いません。
それは今回のFXスキャル・タートルEA・アカデミアも同様。
一応、2015年からの成績データが公開されていますが
全て手書きのデータとなっています。
ちなみに、FXスキャル・タートルEA・アカデミアで
推奨されている通貨ペアは、ドル円、ユーロドル、
ユーロ円、ポンド円の4つということで、
各通貨と各時間足の取引詳細が確認できますが
これも全て手書きの収益表となっています。
半裁量・半自動ということですが、ほぼツールに頼った運用となる
FXスキャル・タートルEA・アカデミアでは
信用のおけるフォワード実績の開示は
押さえておいてほしかったですね…。
ちなみに、販売ページで今回公開されている実績は
裁量を加えずツールを完全自動にして行った
バックテストの結果とのことです。
リアルにバックテストを行ったのであれば
なぜ手書きでの成績公開なのか？
さらに言えば、テストは完全自動（EA）での運用で
実際に販売するツールはなぜ裁量の余地を加えているのか？
個人的には疑問です。
奥谷隆一氏曰く、今回のツールへ裁量の余地を加えたのは
ツールを使ったシストレの中で裁量スキルを
身に付けてもらうためと言っていますが、
この商材は裁量をメインで学べる内容ではありません。
むしろ、販売ページで謳っているだけの結果を
完全自動で得ることができるのであれば
中途半端に裁量を加えるのであなく、
システムに任せて機械的に運用したほうがよほど効率的です。
結局勝てれば良いわけですから、ここで中途半端に裁量を加えることで
実践者によって再現性にムラがでることは確実ですし
得られる結果も人によって異なってきます。
特にこの手のツールを購入するトレーダーさんは
裁量スキルを身に付けることよりも
楽に稼げるシステムを求めている方が大半でしょうから
販売者の意向が若干ズレているのかなと思いますね。
タートルズのブレイクアウト手法を
奥谷隆一氏の視点でオリジナルアレンジを加え
EA化したという発想は面白いと思いますが、
やはり疑問点が先行してしまう内容と言わざるを得ません。
そして、驚くべきは販売価格が198,000円という
高額に設定されていることです。
しっかりとフォワード実績を開示しており、
中途半端に裁量を加えることなく
謳われているような結果を得られるEAであれば
この価格でもやすいものだと思いますが
現時点のスペックでこの価格は高すぎると思います。
クロスリテイリング株式会社の新商材ということで
購入を検討している方が少なくなようですが、
個人的にはここまでの金額を支払って
購入するべきツールかと聞かれると
「YES」とは断言できないのが正直なところですね。
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以上の事から、私はこの商材を、
「情報収集中の商材」と評価 させて頂きます。
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