FXプレミアムスキャル【検証レビュー】
こんにちは。『暴露板』管理人の石橋です。
以前当ブログの検証レビューで取り上げた
FXプレミアムトレード15Mの販売者である
後藤啓一氏の新しいFX商材がリリースされました。
それが本日検証を行うFXプレミアムスキャルです。
後藤啓一氏はここ最近特に活発に活動しているようですね。
FXプレミアムトレード15Mは現在でも比較的注目度が高く、
その講師による新手法が発表されたということから
今回のFXプレミアムスキャルの購入を
検討している方が少なくないようです。
それでは、さっそく検証レビューを進めていきます。
まずは概要をご確認ください。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
概要
FXプレミアムスキャル
完全無裁量のスキャルピング手法を手に入れてください
FXプレミアムスキャルの購入を検討している方は
事前に知っておいて欲しいのですが、
FXプレミアムスキャルは今回初めて公開されたのではなく
どうやらこれで2回目の販売となっているようです。
私自身、FXプレミアムスキャルを知ったのは
今回が初めてですが、販売ページを見る限りでは
過去にもFXプレミアムスキャルが販売されており
その際にはユーロ系の通貨ペアを使用する
スキャルピング手法だったようです。
では、今回の再販で何が変わったのかというと
大きな違いは対象となる通貨ペアです。
先ほどもお話ししましたが、講師である後藤啓一氏は
つい先日、ポンド系の通貨ペアを対象としたデイトレ手法
FXプレミアムトレード15Mを発表しました。
そして、FXプレミアムトレード15Mの実践者から
ポンドドル/ポンド円を対象にFXプレミアムスキャルで
運用したところかなり稼げるといった問い合わせが届いたことから、
元々ユーロ系通貨ペアを対象として構築されていた
FXプレミアムスキャルを、改めてポンド系通貨ペアでの
スキャル手法に再構築し再販したという流れだということです。
使用するインジケーターの違い、時間足の違いはあれど
FXプレミアムトレード15MとFXプレミアムスキャルの
大まかなロジックに違いはないようです。
15分足をメインにVQと移動平均線（MA）、ローソク足から
エントリー判断を行っていくFXプレミアムトレード15Mに対して
FXプレミアムスキャルでは平均足、移動平均線（MA）を使い
5分足チャートでの運用となっています。
ちなみに、以下のページは私が以前行った
FXプレミアムトレード15Mのレビューページですので
参考までにこちらも合わせてチェックしてみてください。
FXプレミアムスキャルのチャートは非常にシンプルで
チャートが以下のようになったところで
各相場状況を判断していきます。
■上昇トレンド
■下降トレンド
■レンジ相場
FXプレミアムスキャルは完全無裁量のシストレ手法となっており
平均足、移動平均線（MA）の色と形状からトレンドを判断し
エントリーしてくという単純なルールが特徴です。
■上昇トレンドのトレードルール
5分足の平均足、1分足の移動平均線（MA）が
「青」になったところでエントリー。
1分足の1分足の移動平均線（MA）が
「赤」になったところで決済。
■下降トレンドのトレードルール
5分足の平均足、1分足の移動平均線（MA）が
「赤」になったところでエントリー。
1分足の1分足の移動平均線（MA）が
「青」になったところで決済。
このように非常にシンプルです。
当然ですが、トレンドフォローであるFXプレミアムスキャルでは
レンジ相場の場合はエントリーは行いません。
チャートもすっきりしており、見やすいため
初心者の方でも混乱することなく使えそうです。
ただ、FXプレミアムスキャルで気になるのは
FXプレミアムトレード15Mの時と同様に
講師である後藤啓一氏のフォワード実績が
開示されていないという点です。
販売ページ上では、一回のトレードで通常10pips前後、
多いときで30～50pipsを獲得することができ
損切りは10pips以内に収まると明記されています。
リスクリワード比のバランスも良く
これが事実であれば是非とも試してみたいところですが
何しろ後藤啓一氏が実際に運用して結果を出せているかどうかが
判断できない以上安易に手出しするのはちょっと怖いですね。
また、FXプレミアムトレード15Mの検証の際にも
軽くお話ししたことですが、後藤啓一氏は自身のトレードブログで
日々の運用結果を公開していますが
その結果もテキストで入力されたものであり
リアルトレードを行っているかどうかまでは判断できません。
それは今回のFXプレミアムスキャルにも言えることです。
つまり、前回と同様に勝てているという
明確な証拠はどこにも開示されていないのです。
その上で、現在ボラティリティが上がっている
ポンド系通貨ペアでトレードを行うのは
どうしても不安の方が大きくなると感じるのは私だけではないと思います。
読者のみなさんもご存じのとおり、
現在ポンドは先日のイギリスEU離脱問題により
ボラが高くなっており今まで以上に価格変動が激しくなっています。
ただ、元々ボラの高いポンド絡みの通貨ペアは
スキャルピングでも一度のトレードで
大きな利益を出しやすいという特徴がありますから
着眼点としては間違っていないと言えます。
しかし、価格の変動が激しいということは
チャートのサインがもしもダマシになった場合
損失もそれなりに大きな額になるということです。
確かに一度のトレードで大きく取れることは事実でしょう。
しかし、それと同時に一度のトレードでの損失も大きくなります。
いくらスキャルピングだとは言え、
万が一連続して負けが続いた場合は
短期間でスピーディーに資金が枯渇することだってありえます。
では、現在のポンド絡みの通貨ペアで
スキャルピングを行ってはいけないのかというとそうでもありません。
要はFXプレミアムスキャルの場合、
裁量はファンダメンタルなどを加えることなく
テクニカルによる相場判断に頼った手法ですから
システムの優位性の面が非常に重要になってくるということです。
実際に連勝続きのシステムであれば多いに運用する価値はあると思います。
ですが、何度も言うようにFXプレミアムスキャルにしろ
FXプレミアムトレード15Mにしろ、
後藤啓一氏はリアルなトレード実績を全く開示していないのです。
正直、これでは信用できる要素はありませんし
現時点でこのシステムに資金を託すのは
かなり不安のほうが大きくなるのではないかと思います。
さらに言えば、販売ページに掲載されている
勝ちトレードのチャートキャプチャ画像ですが
こちらもリアルタイムでのトレードかどうかわかりません。
デモトレードでの運用で
カーブフィッティングしている可能性もありますし
FXプレミアムスキャルの販売ページを見る限りでは
手法の優位性を判断するのは極めて困難です。
なんだか、ここまでの説明では全体的に
否定的ととらえられるような内容になってしまいましたが
私は決してFXプレミアムスキャルが勝てないと
否定しているわけではありません。
現在のポンド系通貨の状況を考えれば
後藤啓一の考え方は理にかなっていますし、
手法の理論としても間違ってはいません。
システムの優位性さえしっかりと判断できれば
十分に購入する価値はあるでしょう。
ですがそういった重要なポイントが明確に開示されていない以上
FXプレミアムスキャルで勝てるか否かを
はっきりと断言することは難しいということが言いたいのです。
どちらにしても、FXプレミアムスキャルの購入は
もう少し様子を見てから判断したほうがよさそうですね。
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